「RQ唐桑海の体験センター」のブログは2012年末をもって終了し、
新たに「唐桑海の体験センター」を2013年1月スタートさせました。
http://karakuwa-center.blogspot.jp/
今後も引き続き唐桑を応援ください。
RQ唐桑海の体験センター
2013年1月20日日曜日
2012年12月19日水曜日
創生村の今
唐桑創生村の村民のみなさまと全国の応援していただいているみなさんへ。
創生村の村作りについてみなさんにお知らせが遅れていることを申し訳なく思っています。
先ず最大の問題は牡蠣処理工場の建設の大幅の遅れです。年内はおろか完成が来年春になりそうです。
このため剥き牡蠣の出荷ができず、収穫ができません。筏も重くなり牡蠣を吊るす場所を変えたり
して本来しない仕事が増えています。
我々創生村漁師はこのような遅れに待っておれず独自に動くことも視野に入れています。
次の問題は地域全体が地盤沈下して、その対策としての嵩上げ工事の影響です。
創生村の敷地周辺が嵩上げ工事が開始されました。全体は気仙沼市の管轄エリアですがこの地続き
に創生村があります。
気仙沼市の工事が創生村までおよぶ可能性が大きくなっています。
つまり創生村独自で村作りを進めても後から行政の工事が入ることが予想され、先行して村作り
しても壊されることが起こりえます。
みなさまからお預かりしている大切な資金を無駄に使えません。
このような事情で計画の遂行とご報告が遅れていることをたいへん心苦しく思っています。
これからは必ずや前向きのお知らせをしたいと思っています。
どうか変わらぬ応援をお願いいたします。
嵩上げ工事をしてから牡蠣処理工場を建設(写真左側)しています。
建設が進まない牡蠣処理工場
港全体を嵩上げ工事しています。写真の右側が創生村で市の工事にかかることが想定されます。
市の嵩上げ工事を見守り計画を進められない創生村(整地は済んでいつでもBBQ場等はできます)。
創生村の村作りについてみなさんにお知らせが遅れていることを申し訳なく思っています。
先ず最大の問題は牡蠣処理工場の建設の大幅の遅れです。年内はおろか完成が来年春になりそうです。
このため剥き牡蠣の出荷ができず、収穫ができません。筏も重くなり牡蠣を吊るす場所を変えたり
して本来しない仕事が増えています。
我々創生村漁師はこのような遅れに待っておれず独自に動くことも視野に入れています。
次の問題は地域全体が地盤沈下して、その対策としての嵩上げ工事の影響です。
創生村の敷地周辺が嵩上げ工事が開始されました。全体は気仙沼市の管轄エリアですがこの地続き
に創生村があります。
気仙沼市の工事が創生村までおよぶ可能性が大きくなっています。
つまり創生村独自で村作りを進めても後から行政の工事が入ることが予想され、先行して村作り
しても壊されることが起こりえます。
みなさまからお預かりしている大切な資金を無駄に使えません。
このような事情で計画の遂行とご報告が遅れていることをたいへん心苦しく思っています。
これからは必ずや前向きのお知らせをしたいと思っています。
どうか変わらぬ応援をお願いいたします。
嵩上げ工事をしてから牡蠣処理工場を建設(写真左側)しています。
建設が進まない牡蠣処理工場
港全体を嵩上げ工事しています。写真の右側が創生村で市の工事にかかることが想定されます。
市の嵩上げ工事を見守り計画を進められない創生村(整地は済んでいつでもBBQ場等はできます)。
2012年11月30日金曜日
ようこそ!唐桑海の体験センターホームページへ
豊穣の唐桑の海で、養殖体験をしませんか?
唐桑半島は豊穣の海に抱かれ海の幸が豊富な風光明媚なところです。
しかし、2011年3月11日のあの日、大津波がきれいな海も養殖場も、そして家も破壊してしまいました。
でも、私たちは決して海を憎みません。そして、海の復活と養殖業の復興を目指し、この海とともに生きていく決意をしました。
みなさんに末永く唐桑を応援していただく交流の場として海の体験センターを設立しました。
これから唐桑の魅力をおおいに発信します。みなさんがこの地に来ていただくことが私たちの支えとなり勇気となります。
一緒にこの素晴らしい海を実感体験しましょう。みなさんのお出でをお待ちしております。
【東京からJTBによるツアーも開催中!】
旅行会社JTBにて、1泊2日のツアー、【気仙沼クリスマス交流特別企画】気仙沼の今を感じ・唐桑創生村で地元の皆様と交流をする旅」を実施しています。
スタッフ、漁師一同、皆様のお出でをお待ちしております!
体験センターパンフレットはこちらをご覧ください。
【体験内容】
・被災現地で学ぶ災害教育。地元の漁師より震災当時の様子と、壊滅した状態からいかに這い上がってきたかをお話しします。
・牡蠣(かき)・ホタテ・わかめなどの養殖作業体験をします。
・陸上では漁師の作業をボランティア的に手伝います・
・船の上から海の学習をします。漁業や海の特徴を説明します。
・養殖漁場の現場で成育状況を説明します。次回来る時に自分が吊った牡蠣(かき)等の成育状態を見ることができます。
・昼食時には、体験作業で収穫した牡蠣(かき)などを漁師と一緒に調理し食べます。まさに漁師料理を体験します。
・被災した唐桑御殿(唐桑の豪壮な民家)を見学できます。
TBSニュースで取り上げられ放映されました。
RQ唐桑海の体験センターの内容の動画です。
ぜひご覧ください。
画像をクリックすると動画に移動します |
【体験のご案内】
所要時間 :全日(約6時間。昼食時間含む)※半日は応相談。
催行日 :土日祝日(1週間前までに予約) ※平日は応相談。
催行人員 :15名~40名(応相談)
体験料金 :1名 全日 7,000円(団体割引あり)
※昼食は各自ご持参ください。
◆料金の一部を漁業資材の購入に積み立てます。
【お問い合わせ先】
RQ唐桑海の体験センター
2012年11月28日水曜日
帆立の仕込み
唐桑創生村では帆立の耳吊り作業が最盛期を迎えています。
昨年は種帆立(稚貝)が津波で流されてしまい緊急避難的に北海道から半生貝(1年ほど北海道で
育てた貝)を唐桑の海に吊るしました。
今年は種帆立の採苗(サイビョウ=種を採ること)を行いましたがまだまだ数量が足りません。
そこで今年も半生貝を仕入れて唐桑の海で育てることになりました。
北海道の留萌から出荷された帆立の半生貝は半日かけて唐桑に夜中に到着します。
帆立は雨などの真水に弱く、また太陽の光も苦手です。
ですから夜中に到着後直ぐ作業したり、または早朝からの作業になります。
帆立が弱らないよう時間との勝真剣負になります。 大忙しです。
忙しい帆立の耳吊り作業。 もくもくと行います。
昨年は種帆立(稚貝)が津波で流されてしまい緊急避難的に北海道から半生貝(1年ほど北海道で
育てた貝)を唐桑の海に吊るしました。
今年は種帆立の採苗(サイビョウ=種を採ること)を行いましたがまだまだ数量が足りません。
そこで今年も半生貝を仕入れて唐桑の海で育てることになりました。
北海道の留萌から出荷された帆立の半生貝は半日かけて唐桑に夜中に到着します。
帆立は雨などの真水に弱く、また太陽の光も苦手です。
ですから夜中に到着後直ぐ作業したり、または早朝からの作業になります。
帆立が弱らないよう時間との勝真剣負になります。 大忙しです。
忙しい帆立の耳吊り作業。 もくもくと行います。
帆立の耳(ちょうつがいの端の部分)に穴を開けます。
二人で175歳のおじいちゃん&おばあちゃんも助っ人で作業します。
耳の穴にプラスチック製のピンを刺します。さすが昔とった杵柄!!
耳吊りした垂下ロープです。 自慢げなお母さん。
2012年11月25日日曜日
11.24体験日記
唐桑はすっかり冬の装うになりました。午前中は凪いでいた海も午後は北西の風とともに
波が高くなってきました。
この日は2度目の応援に来ていただいた江戸文化を残す東京下町のグループとS金融機関の有志のみなさんと個人で唐桑にボランティアに来ていただいた人々が集まりました。
寒い一日でしたが参加した方たちの熱意に動かされた私たちは数日前に決めた体験プログラムを逸脱してはりきってしまいました。
生まれて初めて行う牡蠣養殖の作業にびっくり
したり感激したり!
種かきを挟み込んだ垂下ロープにご満悦!
波が高くなってきました。
この日は2度目の応援に来ていただいた江戸文化を残す東京下町のグループとS金融機関の有志のみなさんと個人で唐桑にボランティアに来ていただいた人々が集まりました。
寒い一日でしたが参加した方たちの熱意に動かされた私たちは数日前に決めた体験プログラムを逸脱してはりきってしまいました。
生まれて初めて行う牡蠣養殖の作業にびっくり
したり感激したり!
種かきを挟み込んだ垂下ロープにご満悦!
挟み込んだ垂下ロープを船に積み込み
いざ養殖漁場へ出発。
挟んだ種かきを筏に吊るして港に戻りました。
「あ~ロープを海に落とさないでよかった~」
というほっとした様子が
逆光で見えないのが残念ですが・・・。
サプライズです!!
今日は参加のみなさんの熱意に乗ってしまいました。
体験プログラムになかったBBQを急きょしました。
今シーズン最後の帆立を炭火焼きしました。
直径13cm以上に育った帆立にみなさん「びっくり!」
体験作業が終わるころにはみんな仲間です。
2012年11月11日日曜日
いよいよかき種が到着!
今年のかき種が石巻より到着しました。
唐桑創生村の漁師が中心になり石巻の業者から種を仕入れてきました。
種の状況はこの夏の高水温の影響で種の付きが薄くてあまりできがよくないとのことです。
しかし、そこは創生村の漁師の腕のみせどころです。 薄い(少ない)種を立派
に育てようと意気込んでいます。
港に並べたかき種。壮観な風景です。
海に吊るさずにこのようにするのは種の育ちを
遅くするためです。
これでも例年より種が薄いです。
唐桑創生村の漁師が中心になり石巻の業者から種を仕入れてきました。
種の状況はこの夏の高水温の影響で種の付きが薄くてあまりできがよくないとのことです。
しかし、そこは創生村の漁師の腕のみせどころです。 薄い(少ない)種を立派
に育てようと意気込んでいます。
港に並べたかき種。壮観な風景です。
海に吊るさずにこのようにするのは種の育ちを
遅くするためです。
これでも例年より種が薄いです。
11月10日体験日記
この日は東京に本社があるS社さんの社員有志の方々が全国・・・北は北海道、南は九州から総勢31名で訪れてくれました。
スケジュールの関係で午後の短い時間に養殖作業と船上からの牡蠣を中心とした養殖の状況を見学していただきました。
作業終了後のあわただしい中、唐桑創生村の説明をさせていただき多くの方々から共感をいただきありがたいことだと感謝しています。
耳吊りした垂下ロープを船に積み込み、筏からおろします。
完成した耳吊りロープを船に積み込むため
浮き桟橋をこわごわと渡ります。
短い時間でしたがはじめての体験に満足されました。
唐桑のかき・・・好きなってくれましたか。
スケジュールの関係で午後の短い時間に養殖作業と船上からの牡蠣を中心とした養殖の状況を見学していただきました。
作業終了後のあわただしい中、唐桑創生村の説明をさせていただき多くの方々から共感をいただきありがたいことだと感謝しています。
この日は震災以降の復興状況を取材しているN放送の広島放送局の取材が入り、インタビューを受けた参加者たちは今回の体験や震災から立ち上がった状況などの感想を話していました。
牡蠣の養殖作業(耳吊り)を習っています。
9mの垂下ロープの完成です(牡蠣は約240個吊るされています)。
完成した耳吊りロープを船に積み込むため
浮き桟橋をこわごわと渡ります。
短い時間でしたがはじめての体験に満足されました。
唐桑のかき・・・好きなってくれましたか。
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